皆さんこんにちは!
有限会社本多工業、更新担当の中西です。
“未来につながる仕事”
鉄骨工事は昔からある仕事ですが、今こそ価値が増している分野でもあります
理由はシンプルで、社会が求める建物の条件が変わってきたからです。
強さ、速さ、安全、環境、更新、デジタル化…。
鉄骨工事は、そうした時代の要請の中心にあります
1. 耐震・防災の重要性が高まり続ける
日本では地震対策が常に重要テーマです。
鉄骨構造は粘り強さを活かし、設計と施工の精度が安全性に直結します。
つまり鉄骨工事は、社会の安心を支える分野として、今後も必要とされ続けます
さらに、災害時の復旧・復興にも鉄骨は欠かせません。
仮設から本設まで、工期短縮が求められる場面で鉄骨の強みが活きます
2. 工場・倉庫・物流施設の需要が大きい
近年、物流や製造の拠点はますます重要になっています。
大空間、高天井、強度、施工性…。鉄骨が得意な領域が多い。
つまり鉄骨工事は、社会の産業基盤を支える仕事でもあります
そして面白いのは、こうした施設は“機能”が主役だということ。
デザインより、使いやすさ・耐久性・安全性。
鉄骨工事の誠実な仕事が、そのまま価値になる現場が多いんです。
3. リニューアル・改修でも活躍する
新築だけが鉄骨工事じゃありません。
既存建物の耐震補強、増築、用途変更、設備更新に伴う鉄骨工事も増えています。
「建物を長く使う」流れの中で、改修の需要は伸びやすい分野です
改修は、現場条件が厳しいこともあります。
限られたスペース、稼働しながらの工事、騒音配慮…。
そこで求められるのは、現場対応力と段取り力
鉄骨工事の経験が深いほど、強みになります。
4. DX・BIMなど“デジタル化”と相性がいい
鉄骨は部材が明確で、寸法や接合が重要。
だからこそ、デジタルによる管理や可視化と相性が良い分野です。
図面の整合、施工手順の共有、検査記録、写真管理、工程の見える化…。
こうした取り組みが進むほど、品質と効率が上がります
現場仕事=アナログ一択、ではありません。
むしろ鉄骨工事は、デジタルを取り入れることで“強い現場”になれる分野です
5. キャリアの幅が広い
鉄骨工事は、現場で技術を磨くだけでなく、将来的に多様な道があります。
・職長として現場をまとめる
・施工管理として工程・品質・安全を管理する
・溶接や検査など専門性を高める
・鉄骨加工や製作側に回り、品質を極める
・後進育成や教育担当として現場文化をつなぐ
“職人の経験”は、いろいろな形で活かせます。
まとめ:鉄骨工事は、時代が変わっても価値が残る仕事
鉄骨工事の魅力は、
防災・耐震で必要性が高い
産業施設や物流で需要が強い
改修・更新でも活躍できる
DXでさらに進化できる
キャリアの広がりがある
という“未来への強さ”にあります。
建物の骨格が、街を支える。
その骨格をつくる人の技術も、これからの社会を支える。
鉄骨工事は、胸を張って「なくならない仕事」と言える分野です